日時 | 2018年9月1日から2018年10月6日まで、毎週土曜日 09:00~17:00 |
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場所 | ガジャマダ大学ジャカルタのキャンパスメガスターマネジメント |
2018年9月1日から2018年10月6日まで、毎週土曜日、Gadjah Mada大学ビジネススクールとの共催でHRBP(人事ビスネスパートナー)をテーマとした連続講座を6回にわたって開催しました。
HRBPというのは、人事担当者はビジネス戦略を実現する際のよき伴走者=パートナーでなければならないという考え方であり、欧米系の多国籍企業で近年多く取り入れられている考え方です。
日本で我々がセミナーを始めた5年前にようやく日本で知られてきた概念ですが、インドネシアでも同じような時期に導入が始まり、現在では欧米系企業ではなく、インドネシアの大企業でも肩書にHRBPがついている方が目立つようになってきました。
とはいえ、まだまだHRBPの本質を理解している方は多くないようで、プログラムご紹介の段階から大変大きな反響をいただきました。今回は参加者のほとんどがマネージャークラス以上の方たちとなり、人事畑の皆さんの豊富な経験をもとに、企業の戦略に本当に貢献するためにはどうすればよいかということを真剣にディスカッションする姿が印象的でした。
インドネシアでは日本と違い、大学卒業後、人事担当者としてのキャリアを選択する方はそのあとほぼずっと人事として専門家になっていく傾向にあります。また、従業員数の多い大企業も多く存在するため、日本のプログラム参加者と同様、もしくはそれ以上の広い視野と深い知識には運営側も驚かされました。
こちらでは簡単に内容を紹介しますが、ご好評につき第二陣を2019年2月に開催する予定です。御社の人事ご担当者のスキルアップ、モチベーションアップにぜひご利用いただければ幸いです。
毎回、午前中は講義中心、午後は、ケースディスカッションで午前に学んだ理論をどのように適用、実践するかを学ぶという構成でした。
使用するケースは事前課題として毎週送られるので、参加者は事前にケースを読み込み、考えをまとめておく必要があります。
また、全参加者は小グループに分かれてグループごとに期間中に追求するテーマを決めて、毎回の授業の後に自主的に集まって期間中リサーチを続け、最終回にプレゼンテーションで発表しました。
やることも多く、また6週間連続という濃密なスケジュールでありましたが、インドネシア人特有の前向きさとバイタリティで皆さんが真剣に取り組まれたことが励みになり、事務局としても非常にやりがいを感じたプログラムでした。