コラム

オンラインで集合研修

日本では緊急事態宣言が解除されましたが、研修など大人数の集まる機会を設けることにはまだ慎重な態度を取る企業が多い状態です。我々のほうでお受けしている研修については、秋~冬までもオンラインでの実施が決定するものが大変多くなってきました。一方でインドネシアでは、インフラの心配だったり、参加者が在宅でありながら学ぶマインドに切り替えられるのかという心配があったりで、オンライン研修の検討には二の足を踏まれる方が多い印象です。そこで、今回のコラムではオンライン研修が優れている点についてお話をさせていただきたく思います。

1. 参加しやすい、開催しやすい

リアルな集合研修ですと、参加者は研修会場までの移動、必要な場合は前日の宿泊にも時間を割く必要があり、開催側はさらに会場準備などに多くの時間を取られます。

オンライン研修であれば移動が必要ありませんので、遠隔地の方も含めた集合研修が簡単に企画できます。

2. コスト

上記のように、移動費、宿泊費、会場費がかからないオンライン研修はその分安く開催ができると言えます。

3. 複数回の実施が容易

上記のように移動がいらないため、丸1日を研修に使う必要はありません。むしろ2-3短時間で集中力を保った状態で終えるほうが望ましいです。その代わり、短時間の研修を複数回実施することがリアル研修よりも容易ですので、繰り返しの効果により知識やスキルをより確実に定着させることが可能です。

4. 参加者一人一人の様子のモニタリングが可能

オンラインですと、受講生の様子が把握できないのではと心配される方もいらっしゃいますが、皆様の表情はオンラインのほうがはっきり見えます。参加者の皆様もご自身一人一人の顔がモニターに映りますので、リアル研修よりも緊張するといわれる方も多いのです。

5. 表現力、言語能力が研ぎ澄まされる

オンラインのやり取りですと、ジェスチャーやその場の雰囲気に頼れる部分が少なくなりますので、言葉での表現力が試されます。自分の考えを論理的に述べる、お客様に普段どう話しかけているかを分析するというようなことは、リアル研修よりもオンラインの場ほうがより厳しい基準をもって訓練することができます。

いかがでしょうか?オンライン研修ならではの利点もあることをお分かりいただけましたでしょうか。最近のWeb会議ツールは様々な機能があり、小グループに分かれてのディスカッションや、投票させて皆さんの気持ちや意見をその場で測定したり、ホワイトボードに全員で書きこみをしたりといったことが可能で、リアル研修に劣らないインタラクティブな研修が可能になっています。

ポストコロナ、ウィズコロナの期間に社員の皆様の士気を維持する学びの機会提供として、まずは短時間の小さなワークショップから始めてはいかがでしょうか?

 

PAGETOP

Jakarta

Sahid Sudirman Center 11th Floor Sudirman, Jakarta Pusat, Indonesia

Jakarta
+62-(0)823-1101-0551
(WhatsApp)
Tokyo Japan
+81-(0)3-5294-5576
+81-(0)3-5294-5578