日時 | 2018年4月25日(水)8:30~16:00 |
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場所 | ガジャマダ大学ビジネススクール ジャカルタキャンパス |
2017年から始めたインドネシア人向けの「異文化理解セミナー」ですが、回を重ねるごとに我々も工夫を重ね、上司の方に効果を実感してもらえると同時に、 出席者のインドネシア人自身のモチベーションを向上できることを目指しています。今回は、我々が特に工夫した点についてレポートします。
今回の工夫ポイントは「プロフェッショナル意識を高める」ことです。 日系企業ではどうしても日本人が上という構造になることが多くインドネシア人社員は「受け身、待ち」の姿勢になりがちです。 講師が、研修に派遣された理由を改めて考えるように誘導し、日本本社や日本人上司の思いを伝え広めてゆくことを期待されていることを思い出してもらうようにしました。 すると、皆さんの態度はすぐに変化し、ポジティブで建設的な発言が増えました。
また、コンプライアンス問題を扱ったケーススタディでは、どうしても人間関係中心、問題が表面化するのを嫌悪するインドネシア人の傾向を指摘しつつ、 インドネシアに進出している日系企業はすでにグローバル企業でありグローバルスタンダードにのっとって、プロフェッショナルな対応をすることが求められること。 こういった対応を実践してゆくことは日系企業に限らず今後どんな企業で働いても求められること。 文化的に感じる違和感も時には乗り越えてゆく必要があることを解説すると大きく頷く受講生の姿がありました。
なんと、90%以上の方が非常に役に立つ、もしくは割と役に立つと評価しました。
こちらも、90%以上の方が、勧めたいと答えました。
日本人にも受けてほしいとのコメントも目立ちました。